✱4月26日に聴いた中で残ってるもの

✱4月26日に聴いた中で残ってるもの

♫海風 / 風
youtu.be/XagT7JfYIDE?si=JvYeKn0HbHRyOPUi
1977年 初盤

いつも曲名出ししてる枠がこの日J-POPの日で
その1曲目がこの曲。

これは以前、私がリクエストした曲である。
何故、この曲をこの枠でリクエストしたのか、
理由は2つある。

1.ニューミュージックとシティポップの違いを  わかって貰いたかった。

ニューミュージックとシティポップと言うのは
似て非なるもので、その違いは
▼ニューミュージック
・派生年代は1970年代から1980年代
・作家はシンガーソングライターのみ
・詩は従来のフォークソング寄り、
 曲はフォークにロックなどの要素を加えた

▼シティーポップ
・派生年代は1970年代から1980年代
・作家はシンガーソングライターの他に作詞・曲
 ともに職業作家の起用もあり
・詩は生活感が無く都会的で
 ほぼ日本語で歌われている
・曲は洋楽を日本的なアレンジで今までの邦楽で
 あまり使われなかったコードを用いた
 雰囲気重視のサウンド

これらを踏まえて、【海風】は1番わかりやすい
ニューミュージックの典型例である。
この曲が収録された【海風】と言う
アルバム自体がロサンゼルス録音であり、
海風は西海岸サウンドをベースにして、
クロスオーバーやフュージョンなどを
取り入れた作品とされる。

2.偶然の賜物とは言え素晴らしい音質

いつもの枠のメインは
ハウス・ダンス系の曲なのだが、
そんなに音質とかに疎い人が聴いても
ここの音はとにかくギターの音が良く聴こえる。

ただ良いだけじゃなく、
かなり立体的に聴こえるので、臨場感がある。
あり過ぎて、あまりギター演奏に関する知識が
なさ気な人でもその音に着目してしまう位、
鳴りが良いのだ。
ひょっとして、ここの音質でマーティンD-45で
聴くと冴え渡るのかと【海風】をリクエスト。

これは偶然の産物かも知れないが、
前奏は最初のフレーズを指弾き2回繰り返して
口に加えたピックを持ちストロークする。
その指弾きの時の弦の震えまで
間近で聴いてる位惹き付けられる音質なのだ。
お高い名器D-45がキャスで1番良く聴こえるのは
ここだけだろうと思う。
枠主さんは全く意図してない事だろうけどw

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